野村不動産マスターファンド投資法人(3462)決算速報レポート

作成日付: 2025年10月16日

データソース: 2025年8月期 決算短信、決算説明資料

投資法人の特徴: 野村不動産マスターファンド投資法人は、オフィス、商業施設、物流施設、居住用施設、ホテルなど多様な用途の不動産に投資する日本最大級の総合型J-REITです。スポンサーである野村不動産グループとの強力な連携を活かし、「中長期の安定した収益の確保」と「運用資産の着実な成長」を基本方針としています。ポートフォリオは、主にテナント需要が厚い東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に集中(83.2%)しており、分散と安定性を両立させているのが特徴です。当期(2025年8月期)は、資産入替を積極的に行い、ポートフォリオの質的向上を図りながら、賃貸住宅およびオフィスセクターを中心に収益を伸ばし、ポートフォリオ全体の稼働率は前期末と同水準の99.2%を維持しました。

公式サイト: https://www.nre-mf.co.jp/


1.財務指標サマリー

指標カテゴリ 指標名 前期 (2025年2月期) 当期 (2025年8月期) 増減 補足事項
収益性を示す指標 営業収益 43,117 百万円 43,710 百万円 +593 百万円 賃貸事業収入の増加が寄与。
営業利益 18,336 百万円 18,561 百万円 +225 百万円 増収効果により利益も増加。
経常利益 15,986 百万円 16,099 百万円 +113 百万円 支払利息の増加を吸収し増益確保。
純利益 15,986 百万円 16,103 百万円 +117 百万円 経常利益と同様に増加。
EPU (1口当たり当期純利益) 3,434 円 3,465 円 +31 円 安定した収益力を示す。
賃貸NOI 27,794 百万円 28,133 百万円 +339 百万円 全セクターで賃料が上昇基調。
NOI利回り (取得価格ベース) 5.0 % 5.1 % +0.1 % 収益性が改善。
FFO 21,079 百万円 21,266 百万円 +187 百万円 減価償却費を除いたキャッシュフロー創出力も向上。
1口当たりFFO 4,536 円 4,577 円 +41 円 1口当たりのキャッシュフロー創出力も堅調。
財務健全性を示す指標 総資産 1,186,940 百万円 1,181,280 百万円 -5,660 百万円 資産入替による変動。
純資産 603,085 百万円 603,145 百万円 +60 百万円 安定した純資産を維持。
自己資本比率 50.8 % 51.1 % +0.3 % 健全な財務基盤。
簿価LTV (のれん除く) 46.8 % 46.3 % -0.5 % 目標レンジ内で安定的にコントロール。
鑑定LTV (時価) 36.2 % 35.6 % -0.6 % 含み益拡大により低い水準を維持。
1口当たりNAV 129,797 円 129,810 円 +13 円 投資主価値は着実に増加。
長期債務比率 86.3 % 87.4 % +1.1 % 長期での安定した資金調達。
債務平均残存年数 4.09 年 4.03 年 -0.06 年 返済期限の分散を図る。
格付 (JCR) AA AA 変更なし 高い信用力を維持。
運用状況を示す指標 期末平均稼働率 99.2 % 99.2 % 0.0 % 全セクターで高水準の稼働を維持。
分配金関連指標 分配金総額 16,043 百万円 16,457 百万円 +414 百万円 物件売却益の分配も寄与。
発行済投資口数 4,646,364 口 4,646,364 口 0 口 前期から変動なし。
一口当たり分配金 (DPU) 3,453 円 3,542 円 +89 円 前期比+2.6%の増配。
配当性向 100.3 % 102.1 % +1.8 % 利益を最大限投資主に還元する方針。

2.外部成長戦略

3.内部成長戦略

4.財務戦略